生涯学習という概念

  • 2月 24, 2021
  • 9月 13, 2021
  • 福祉
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Ⅰ.生涯学習が求められる理由
・平均寿命が延び、第二の人生が存在することとなった。そのため生涯を通じての学び(生きがい)が重要となったため。
・社会のあらゆる面で進んでいる技術革新に対応するため。Ⅱ.生涯学習の定義
生涯学習とは、自発的に「自己の充実」「生活の向上」「職業能力の向上」のために、自ら学ぶ内容を決め、充実した人生を送ることを目指して生涯にわたって行う学習である。Ⅲ.生涯学習の内容
①「自己の充足」
自己の充足とは自分を見つめ、内面を豊かにする学習のこと。
具体的な活動には、読書、教養、健康づくり、生涯設計、お稽古事etc…②「生活の向上」
日々の(※1生活の場面を改善・向上していくための継続的な営み。
具体的な活動には、三世代交流、消費生活、まちづくりetc…
(※1生活の場面とは・・・個人、家庭、地域社会、職場③「職業能力の向上」
仕事でよりよく働けるように、自己養成、適応訓練、開発を行うこと。
具体的な活動には、職業教育、資格習得、専門性の高度化etc…Ⅳ.生涯学習がもたらしたこと
①学校教育の捉え方の変化
教育を制度的の側面からみるのではなく、個人の人間形成の視点で考えることに視野を広げた。このことは教えられるということから学ぶことへ変化を表している。学ぶことは人間の成長ということからいえば自然的・社会的・文化的な環境も重要であることが言える。そのため生涯学習は学校を人生の初期教育と位置づけることになった。②社会での教育
教育=学校と考えられてきたが、生涯学習の考え方により今まで教育の範疇から除外されてきた訓練、研修、鍛錬、啓発、お稽古事も教育=学習という分野で捉えられていった。③まちづくりの考え方
20世紀までは「生きがいづくり」が生涯学習の主たるテーマであったが、21世紀からは「まちづくり」、「地方創生」が主たるテーマとなった。「まつづくり」とは各々が住む町についてよく知り、歴史、文化、産業などを知り、活性化するために討究することを言う。この意味で、「まちづくり」とは地元に根づいた生涯学習と言える。Ⅴ.生活の質(QOL)と生涯学習
生涯学習の考え方のキーワードは「向上」にある。これは自己の充実、生活の向上、職業能力の向上において「日に新たに、日に新たに」と向上する気持ちが大切である。生活の質の向上(QOLの向上)にはその人にとってよりよい人生と社会の実現を目指し、生涯学習を実施することから始まると言える。

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