【検証】重曹とクエン酸は使い分けよう!

家の汚れにはとりあえず重曹ってなっていませんか?

 ここ数年何故か重曹がホームクリーナーの上位に入り込んできたように思います。

 油汚れ、洗濯、消臭などなど、家の汚れにはとりあえず重曹が良いという風潮があります。

 しかし!これは決して正しいとは言い切れません!

 確かに重曹は大体の汚れに対応できますが、より効果的に力を発揮させるためには、汚れに応じて使うのがベストです。

どの汚れに何を使えば良いのか?

 ではどういった汚れに応じて何を使えば良いのか、簡単に言えば以下のような関係になります。

・キッチン・・・回りは油汚れ、焦げ、食器    ・シンク・・・水垢、まな板除菌             

・家の中の掃除・・・ほこり、手垢、排水溝    ・浴槽・・・生臭さ、尿臭

・洗濯・・・汗臭                ・トイレ・・・石鹸カス、便器の黄ばみ

 このように、汚れに応じて重曹、クエン酸を使い分けることが重要となります。

 では実際に重曹とクエン酸が対応するそれぞれの汚れにどの程度効果があるのか検証していきたいと思います!

検証準備

・用意するもの

重曹       小さじ一杯
クエン酸     小さじ一杯
水        200CC
空きスプレー

・汚れ

アルカリ性汚れ部門

水垢、洗剤カス

酸性汚れ部門

油汚れ

 めちゃくちゃ汚くてすみません笑

 この検証のためになんと2週間掃除せずに放置していました。

 ここまで汚れていれば効果を見るには十分ではないでしょうか・・・

 ではどのように検証するのかというと

①マスキングの右には重曹を、左にはクエン酸をかける。(スプレーに溶かして使います)

②5分放置し、布でふき取る。

③見た目、手触りで効果を検証。

 この順で検証したいと思います!

検証結果

 スプレーして1分後水垢に早速変化がありました・・・

 分かりにくいかもしれませんが、クエン酸をかけた左側の汚れが浮いてきています!

 逆に重曹は多少汚れは浮いてきているように思えますが、クエン酸程ではありません。

 油汚れに関してはまだ目に見える変化はありません。

 さらに5分後・・・

 どうでしょう!

 クエン酸側がかなり落ちているのが見て分かると思います。

 布で一回ふき取るとやはりクエン酸の方が簡単に落ちました。

 もちろん重曹でもある程度は落ちますが、落ちやすさは歴然です。

 ちなみに触り心地はクエン酸も重曹もツルツルになりました!

 では酸性汚れの部門はというと・・・

 

 5分たっても見た目はそこまで変わってませんでした・・・

 ふき取ってみると

 こちらはどちらが落ちやすいとかの差はそこまでなく、両方綺麗になりました。

 触った感じもアルカリ部門同様、ツルツルでした。

 しかし!決定的な違いがありました・・・

 それは臭いです!

 クエン酸の方は油というかなんともいえない臭いが残っていたのですが、重曹の方では全く臭いがありませんでした!

 やはり消臭力は重曹の方が圧倒的のようですね!

まとめ

 結果としては表のとおりの効果だったのですが、実際に検証することで改めて効果を実感することができました。

 特に台所のシンク周りは水垢と油汚れが混在する場なので両者を使い分けることで、今まで以上に綺麗にすることができると思います(^^)

 今まで使っていた洗剤に不満があればぜひ参考にしてみて下さい!

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